トロントの交通機関TTCを最大限活用しよう!【地下鉄・バス・ストリートカーの乗り方】
- 2017/5/9
- 生活
- 2 comments
こんにちは。
今回はもうすでにトロントにいる方もこれから来る方も必見!!
トロントの交通手段TTCを徹底解説します。
TTCを制すればトロント観光は怖いものなし!?
まずはTTCの簡単な説明から。
トロントのダウンタウンの交通手段は基本的に
「地下鉄」「バス」「ストリートカー」の3つです。
日本だと鉄道会社だけでも何社もありますし、バスなども会社が違ったり、都道府県の運営だったりなど、特に都市部は複雑になっていますが、トロントは至ってシンプル。全てTTCの運営となっています。
そのため、TTCを攻略できればトロントはぐるっと楽しめちゃうんです!
地下鉄の乗り方はFour points of the compass(東西南北)だけ!?
まず初めに地下鉄(サブウェイ)の路線図をご覧ください。
そう路線が4つしかないんです。
そして基本的にダウンタウンで生活していてよく使うのは黄色の「U」の字と緑色の「−」の2つだと思います。
ラインごとに名前もありますが、駅でも東西南北で表記されているので、方向さえ分かっていれば移動は簡単。
例えば、黄色と緑のラインが交わっている右側の駅「Bloor-Yonge」からイエローラインの一番下にある「Union駅」に行くときは、イエローラインのSouth(南)に乗れば行けます。
こんな感じで、自分のいる駅を基準にしてどっちの方角かだけ気にしていれば無事目的の駅まで行けちゃうのです。
そして日本のように特急や急行などはなく、全て各駅電車。なので方角さえ確認しておけばどの電車に乗っても大丈夫です!
ワンちゃんがそのまま乗って来きたり、自転車をそのまま持ち込んできたりなど、日本より自由度が高いです(笑)
最近は大体の駅でWi-Fiが使えるようになり、とっても便利になりました。
意外に乗っちゃう?!ストリートカーの乗り方
お次はストリートカーについての説明です。
(※写真は最新型のものです。)
赤くてなんだかレトロで可愛いストリートカーですが、日本でいう路面電車のようなもので、道路上の線路を、地下鉄の駅のない所を補うように走っています。
例外ももちろんありますがわたしがよく使うのがグリーンラインと平行に走っている「506」「505」「 501」の3つです。
間隔も10分おきですぐ来るので、ついつい乗ってしまいます。
ストリートカーで通勤通学している人も多いので、混雑しているときも多く、ストリートごとに止まってくれるので、本当に便利!
目的の場所の目の前にストップがあったりすることも。
このように、道路上にこの赤い目印があるので、そこで待っていれば止まってくれます!
屋根付きのベンチがあるところも多いです。待ち時間の表示もついています。
ストリートカーの降り方
最新のストリートカーは日本のバスと同じように降車ボタンがあるのですが、古いタイプのものは、紐?ケーブル?を引っ張ります。
バスの中に黄色いケーブルのようなものが張ってあるので、降りたいところの名前が呼ばれたら引っ張ってください。
最初の頃は慣れなくてちょっとドキドキしました(笑)
日本と似てる!バスの乗り方
バスは日本とほとんど同じシステムなので、問題ないと思います。
路線も充実していますが、日本のバスよりとにかく揺れます・・。
TTCの料金は一律!隣の駅でも10個先でも$3.25!!
簡単に説明をしてきましたがお次は肝心な値段について。
そうこちらも至ってシンプル。一律「$3.25」です。
これは日本の感覚だとちょっとビックリするのですが、距離に関係なく同一なのです。
遠くまで乗り換えして出かけたりするときはちょっと得した気分かも?
逆に隣の駅くらいだったら歩いてしまってもいいかも?しれません。
こちらが公式の料金表です。
シニアや学生は少しディスカウントがあるようです。
トークンとは?
トロントの交通機関TTC(地下鉄・バス・ストリートカー)の料金の支払いは、日本のような紙製の切符はなく基本的には現金かトークンと呼ばれる小さいコインで支払います。
※右下の金色の縁のものがトークン。他のコインと比べてもとても小さい!
トークンは3枚〜まとめて購入ができます。自動販売機もありますし、窓口でも購入可能。トークンでの乗車は25¢割引で乗れます。
最近はSUICAのようなICカードも導入されていますが、全駅対応しているわけではないので、未だに現金かトークンを使用している人のが多い気がします・・。
ホームステイなどで滞在する人は少しダウンタウンの外れに住むことが多いと思うので、マンスリーパスを購入する人が多いと思います。
料金表によれば146ドルですが、語学学校などで証明をもらい学割価格で購入することもできますし、日系の留学エージェントを通して少し安く購入することもできます。
・・がなんでも乗り放題とはいえ150ドルはちょっと高い気も・・。
わたしはダウンタウンに住んでいるので、基本歩きで移動しているのですが、出かける時はトークンをまとめて購入して使っています!
週末は2名乗れる!?ウィークリーパス・デイパスもお得!
ウィークリーパス、デイパスもあるので、用途に合わせて利用するのもいいと思います。
そしてこれは意外と知られてないことなのですが、週末に限りデイパス1枚で大人2名まで利用できるのです!先日初めて使ったのですが、とってもお得!
1枚約$12なので、一人$6で一日乗り放題です。週末にカップルや友達でお出かけするのにぴったりですので、ぜひ利用してみてくださいね♡
駅の窓口で買えます!
もらい忘れ注意!トランスファーチケットの使い方
料金の説明で欠かせないのが「トランスファーチケット」。
パスを持っている人は見せれば問題ないのでもらう必要がないのですが・・現金、トークンで乗車して、違う路線や違う交通機関に乗り換えをする予定の人はこのトランスファーチケットをもらう必要があります。
紙製のもので、どの交通機関に乗り換えでも、一定方向のみ可能です。
小さいものが地下鉄でもらえるもの、細長いのがバスやストリートカーでもらえるものです。
ただし乗車駅でもらう必要があり、途中で買い物をしたり、あまりにも時間が経っていると無効になるので注意です。
今まで一度も無効になったり運転手さんに注意を受けたことないので、
乗車駅でもらうのと一定方向のみという基本的なルールを守っていれば問題ないです!
※駅は自動発券機で自分で取れますが、ストリートカーやバスでは支払った際に運転手さんが手渡しでくれるので必要だったら受け取りましょう!
慣れてしまえば、簡単!!
なんとなくイメージを掴んでもらえたでしょうか?
トロントは都市にしてはわかりやすくシンプルな方だと思います。
(たまに工事で終日止まってしまったり、急に折り返し運転になったりなどしますが・・そこはご愛嬌で・・。)
TTCのマップを携帯に保存しておくと、方角もパッと調べられるしいいおすすめです♡
暖かいうちはお出かけを満喫、冬は少しでも寒さを避ける為に(笑)ぜひTTCを最大限利用してくださいねっ!
コメント
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2017年6月25日からワーキングホリデーでトロントに滞在している者です。
とても参考になりました。
ありがとうございます。
ふみたろさま。コメントありがとうございます。TTCを使い倒して、ぜひ良いワーホリ生活にしてくださいね!